手術当日① 子宮頸管の拡張

写真はオーストラリア ケアンズの国立公園の木です☺︎
まさかの出血
前回の生理から計算した週数 11w6d
妊娠がわかってから50日目
これまで自然排出を待っていましたが、ついに手術の日が来てしまいました。
自然排出を待っているときの状況はこちら
前日までは寝る前の下腹部の違和感、お腹が緩くなるく位しか変化がなかったのですが、なんと手術当日の朝、血が混じったピンク色のおりものが出たのです。
こんなことは初めてでした。
色が薄くてまだ出血という感じでもなかったので、おそらくこのまま2〜3日も経たないうちに自然流産が始まるのかな?
どうしよう。今日手術なのに・・・
病院へは8:45amに到着しなければならなかったのですが、出血は6:15amでした。
とりあえずナプキンをして、病院へ向かいました。
8:45 病院へ到着
全身麻酔をするので付き添いが必要なため、主人も一緒です。
受付開始前にも関わらずたくさんの妊婦さんでごった返していました。
自分が流産した立場になって、産婦人科にいる人って喜びに溢れた妊婦さんばかりじゃないんだなと改めて思いました。
これだけの人が毎日来院するのだから、きっと私と同じ経験をした人がどこかにいたんだろうなぁ。
と考えていたら名前を呼ばれました。
今朝の出血の件を伝えると、何も問題ないとのことでした。
もしかしたら、手術をキャンセルして2〜3日待っていたら自然流産したかもしれませんが、もう自分の中で手術する決意ができていたので、キャンセルはしませんでした。
内診と術前処置
流産宣告を受けてから初めての内診。
頭でわかってはいたものの、奇跡が起きないかな?と思っている自分がいました。
こちら側からもエコー画像が見えるようになっています。
やはり奇跡は起きませんでした。
エコーが終わるとそのまま手術の準備である子宮頸管を広げる処置が施されました。ラミセルという器具が挿入されます。
痛ーーーい!!!!!
あまりにも痛くて涙が出てきました。
筆者は不妊治療をしていたので卵管造影の経験があったのですが、それと同じくらい痛かったです。
処置の間、看護師さんが泣いている私の手を握って、
「もう少しだよ。頑張れ!!」
終わるとまた手をギュッと握りしめて、
「よく頑張ったね!!」
と励ましてくれて、さらに涙が出てきました。
いい年になっても励まされるのは嬉しいものです。
内診が終わると主人も診察室に呼ばれ、手術を担当してくれる先生からこの後の流れについて説明がありました。
エコーを見て、改めて稽留流産と診断されました。
これ以上あなたのお腹の中に、赤ちゃんや途中までできた胎盤を残しておくと大量出血や感染症の恐れがある。
子宮をきれいにして、次の妊娠に備えましょうね。
これから2時間半くらい病院にいてもらいますが、手術の時間は10分程度です。
全身麻酔をするので、目が覚めてから1人で歩行ができるようになれば、帰宅してOKです。
あと、血液検査のコレステロール値が少し高かったから、気をつけてね。年とったら糖尿病になるかもよ。僕も高めだけど。
おじいちゃん先生、今言うか?
このタイミングでの糖尿病予備軍宣告に涙目のまま笑ってしまいました。
次の妊娠について
あと何人子どもが欲しいか聞かれました。
まだそんな事考えられなかったのが本音ですが、年齢を考えてあと1人と答えました。
妊娠は生理を3回見送ればOKです。
次の生理をみないまま妊娠することがあるので、注意してください。
※後に書きますが、術後検診で子宮の経過をみて、この時とは違う指示をされました。
子宮頸管が拡張されるまで、ラミセルが挿入された状態でしばらく待ちます。
その間にお会計を済ませます。術後眠りから覚めてそのまま帰宅できるようにとのことです。
術後に飲む抗生物質と子宮収縮剤が処方されました。
この間、鈍痛はありましたが挿入時の痛みはなく、用意されていた病室まで普通に歩いて向かいました。
病室へ向かう途中看護師さんから、さっき先生が言ったことは気にしなくていいからね。妊娠中はみんな上がるから。と言われホッとしました。
次回は手術室での全身麻酔から手術が終わるまでのお話です。
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