手術当日② 手術室にて

写真はオーストラリア シドニー中心部のショッピングモールです☺︎
手術当日①(術前処置)はこちら: 手術当日① 子宮頸管の拡張
時間まで病室(手術が終わってから過ごす部屋) で待機します。
部屋は個室で、狭いですがベッドが一台、椅子、テーブル、テレビがありました。
テレビなんて見る気分じゃなかったのですが、音がないと何となく寂しかったのでテレビを付けてしばらく待っていると、看護師さんから呼ばれました。
手術室へは歩いて向かいます。持ち物は生理用ショーツとナプキンのみ。
途中に新生児室がありました。
「あぁ、かわいい・・・」
来年にはあの位の赤ちゃんを抱っこしているはずだったのになぁ。。
手術室の手前で夫と別れ、用意されていた手術着に着替えます。上はそのままでOKでしたが下着は外します。
夫は先ほどまでいた病室で待機です。
着替えが終わったら、手術台に自分で上がります。内診椅子とベッドが合体した感じの短いベッドでした。
手術室には女性の看護師さんが2人。
麻酔をする前に何か質問はないですか?と優しく声をかけてくれました。
Li「痛みは感じますか?」
看「手術中は最初の点滴の針くらいです。手術が終わってしばらくすると麻酔が切れるので、痛み止めの注射を打ちます。」
Li「吸引術ですか?」
看「はい。ホースのようなもので吸い取ります。眠ってる間に終わりますよ。」
点滴が始まりました。看護師さんは準備しながら緊張している私に話しかけてくれました。
眠くなるものではなかったので、そのまま看護師さんと10分くらいお話をしました。
時間になると先生が手術室に入ってきました。先ほど診察してくれたおじいちゃん先生です。
先生が来ると、すぐに手術が始まりました。
これから麻酔をします。看護師が「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」とゆっくり数を数えます。Licoさんは看護師の後に繰り返してください。
麻酔が投与されました。
看「ひとーつ」
Li「ひとーつ」
看「ふたーつ」
Li「ふたーつ」
全然眠くない。
看「みーっつ」
Li「みーっつ」
=====省略=====
看「むっつ」
Li「むっ・・・zZZ」
6つまで数えたあとの意識はありません。
手術は眠っている間に無事終わりました。
しばらく眠っている予定だったのですが、麻酔が切れてしまったのか、手術室から病室へ運ばれている間に下腹部に痛みを感じて起きてしまいました。
意識は朦朧としてましたが、看護師さんに「お腹が痛いです」と言いました。生理痛のような痛みです。
病室に付くとすぐに痛み止めの注射(右腕)が打たれました。お腹の方が痛かったので全く痛みはありませんでした。
注射が終わると一旦病室の外で待機していた夫が呼ばれました。
ベッドに横になってもう一度眠ろうとしたのですが眠ることができず、結局一時間ほど経って看護師さんが来るまで起きていました。
全身だるい感じがしましたが、自分で起き上がれました。
突然立つと危ないので、ゆっくり立ち上がるよう言われました。
ベッドの上で着替えをして、コンタクトを付け、ゆっくり立ち上がると一瞬天井がくるっと回る感じがしてふらっとしましたが、夫の肩を借りてゆっくり歩きました。
もし付き添いがない場合は、1人で外を歩くのは危ないのでもう少し休んだ方がいいかもしれません。
4日後に術後検診へ来るよう言われました。
子宮内に内容物が残っていないかどうかの確認をするそうです。
もうお腹には赤ちゃんはいません。
妊娠がわかってから50日目のことでした。
お別れをする時間はたくさんあったので、涙は出ませんでした。
またいつか準備ができたときに来てくれる。
ありがとう。と言う気持ちでいっぱいでした。
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